薬のイラストカマグラゴールド
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カマグラゴールドはインドの会社が製造してる?品質は大丈夫?

カマグラゴールドの製造元はインドに拠点を置くアジャンタファーマ

アジャンタファーマは1973年に設立した会社で、インドのムンバイに本社を置く会社です。従業員は国内外に6,500人以上います。

アジャンタファーマは、カマグラゴールドなどのED治療薬の他にも、抗マラリア、心臓血管、皮膚、眼科用の医薬品なども製造しており、製品は世界30か国以上で販売しています。

アジャンタファーマは世界基準であるGMPの適合を得ている

GMP(Good Manufacturing Practice)は、医薬品の製造管理および品質管理基準ともいいます。原材料の入荷、製造、出荷まで全ての工程で製品が安全に一定の品質を保てるように定めたルールのことをいいます。

カマグラゴールドを作っているアジャンタファーマはGMP適合を得た会社です。そのためカマグラゴールドは世界基準の品質を持っていることがわかります。

インドでは1988年にGMPが施行されました。また、2005年6月より、インド政府はGMPの基準を満たせなかった製造所へ製造ライセンスの取り消しと閉鎖の措置をとっており、インドの薬の品質は国際的にも信頼されるものとなりました。

アジャンタファーマはFDAの求める厳しい品質基準を満たす工場を持つ

FDA(Food and Drug Administration)とはアメリカ食品医薬品局と訳されます。アメリカの消費者と身近な製品の許可・違反の取り締まりを行う機関です。このFDAの定める品質基準は特に厳しいといわれています。FDAはアメリカへ輸出を行っている製品の製造所の監査も行っています。

カマグラゴールドを作っているアジャンタファーマもこの厳しいFDAの審査をクリアした工場を2つ持っています。カマグラゴールドを製作しているアジャンタファーマは、アメリカの難関水準をクリアする品質で薬を製作できる技術を持つ企業だといえます。

カマグラゴールドの誕生にはインドの特許法が関係している

新しい薬の開発には、研究や臨床試験が繰り返し行われるため、莫大な費用がかかります。新薬の開発に成功した会社は、開発までにかかった費用分を加算して販売を行い採算をとります。

他の会社がマネをして同じ効果の薬を作ろうとした場合、新しい薬の成分の有効性はすでに証明されていますから、少ない費用で開発ができます。そのため、薬の値段を安くして販売をすることが可能です。

消費者には嬉しい話ですが、開発をした会社の売り上げは落ち、資金の回収ができなくなってしまいます。新しく作るはずだった薬への投資もできなくなってしまいます。それでは産業の技術は発展していきません。そのため、特許権は20年~25年と長い期間認められています。

カマグラゴールドは法律に従って製造・開発された薬です。

カマグラゴールドは、バイアグラの特許が切れる前に発売した製品です。さらに、カマグラゴールドはバイアグラとほとんど同じ成分でできています。

カマグラゴールドの製造国であるインドでは、医薬品の製造特許のみを認め、物質特許を認めていませんでした。これは、製法さえ独自で開発すれば、先進国で開発された新薬であっても、模倣し合法的に薬を作って販売できることを意味します。

この政策は、インド国民に手ごろな値段で薬を提供するためにとられました。ですが、結果として、外国製の先発薬の売り上げを抑制し、インドの製薬産業の成長のきっかけとなりました。

このようにカマグラゴールドはインドの政治的な背景もあり、バイアグラの特許期間でも、合法的に製作することができました。

カマグラゴールドは法改正後でも費用を払うことで製作が可能になりました。

2005年にインドでは法改正が行われ、物質特許を認めました。カマグラゴールドをはじめとした、物質特許を持つ薬を模倣して作られた製品には多少の影響が出ました。

2005年のインドの法改正にともない、新たに特許権に引っかかる薬となってしまったカマグラゴールドなどの製品は、権利を持つ製薬会社へ費用を払うことにより、引き続き製作をすることが認められました。

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